2019年7月5日金曜日

砂山小ものがたり No.97 7/5「全校集会 砂山小学校閉校への想いや考え その1」 閉校まであと269日


 7月5日の全校集会で、おおむね次のような話をしました。

 夏休みが近づいてきました。1学期のまとめの時期です。砂山小学校としては、最後の1学期になりますね。来年の3月31日の閉校まであと269日となりました。砂山小学校の閉校のことについて、夏休みの前に、みなさんから取り組んでもらいたいことがあります。
 プリントを配ります。
 一番上から読んでください。今日の日付を入れて読みます。さん、はい。
 「砂山小学校閉校への想いや考え 令和元年7月5日」
 次の行を読みます。さん、はい。
 「書こうと思うテーマに〇を付けましょう。」
 次の行も続けて読んでください。
 「砂山小学校のお気に入りの場所」
 「砂山小学校での一番の思い出や心に残ったできごと」
 「砂山小学校へのお手紙やメッセージ」
 どのテーマがいいかなあ。続けて読んでみて。
 「ぴったりこない場合は、自分で題名を決めて書きましょう。」
 そうですね。どのテーマも自分の書きたいことに合わないなあと思ったら、自分で題名を決めて書くといいですね。
 早速、昨日、先生方に書いてもらいました。紹介しますので、どのテーマで書いた作文なのか考えながら聞いてください。

 砂山小学校に来てから早3か月。その時間の中で、私の砂山小学校のお気に入りの場所は、「校歴室」です。何を隠そう、そこには今モンシロチョウの幼虫が、もくもくとキャベツを食べています。そして、なんと最近、2匹の幼虫がさなぎになりました。そして、あと少しで、草原で見ることのできるモンシロチョウの姿になります。もし、7月中にグラウンドで遊んでいて、モンシロチョウを見たら、それは砂山小学校の「校歴室」で育ったモンシロチョウかもしれません。
 
 さて、どのテーマでしたか。そうですね。「お気に入りの場所」ですね。次の作文です。

 砂山小学校が開校してから62年が経とうとしています。照りつくほど暑い夏が何回あったでしょうか。身が凍りつくほど寒い冬が何回あったでしょうか。きっと数えきれないほど多くあったことでしょう。開校してから休むことなく、子どもたちのためにがんばってくれました。感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と言いたいです。一緒にいてくれてありがとう。一緒に支えてくれてありがとう。

 さて、どのテーマでしょうか。そうですね。「砂山小学校へのお手紙やメッセージ」ですね。次の作文はどうでしょうか。

 「大~きな、鮭だなあ。」村上自慢の鮭を使って、塩引き作りをしたことが心に残っています。立派な鮭と、知識豊富な地域ボランティアの方々に恵まれ、ここ村上でしかできない体験ができました。体験棟を通るたびにおいしかった塩引き鮭を思い出します。

 さて、どのテーマかな。そうですね。「一番の思い出や心に残ったできごと」です。最後に、もう一つ紹介します。

 全校のみんなやおうちの方が、力を合わせて一生懸命取り組んでいたことが、大変印象的でした。そして、6年生のみんなが、それぞれの組を引っ張っていたことが、担任として、とてもうれしかったです。閉校記念大運動会は最高でした。全校のみんな、ありがとう。6年生、ありがとう。
 
 さて、これはどうかな。実は、この作文には題名がついています。それは「最高の閉校記念大運動会」です。なるほどという感じですね。
 それぞれ、どの先生が書いたか分かりましたか。みなさんも、先生方のように、砂山小学校についてよ~く考えて、砂山小学校閉校に対する、自分自身の想いや考えを確かなものにしながら、文章にまとめてみてください。
 みなさんや先生方が書いた作文は、名前は載せないで、学年は載せると思いますが、砂山小学校のホームページのブログで、紹介しようと思っています。教室や家で書いたら、担任の先生に提出してください。
 どんな想いや考えが出てくるでしょうか。みなさんの砂山小学校への想いや考えを楽しみにしています。
 以上で、お話を終わります。