2017年5月27日土曜日

27日:行ってきました!体験「荒川総合水防演習」

27日に荒川総合水防演習が行われました。砂山小学校の全校が参加しました。「羽越水害」の記憶を次世代に語り継ぐための防災教育として、様々な体験学習をしたり、閉会式に参加したりしました。初めにオープニングセレモニーや開会式が行われました。

砂山小学校の学区の自主防災会も演習に参加しました。お疲れ様でした。
羽越水害は雨によって引き起こされました。降雨体験です。
日本一の時間雨量180㎜はすごいです。
大雨が降ると水が川からあふれます。流速体験です。流速が速いとなかなか前に進めません。
地震体験もしました。砂山地区では、新潟地震の甚大な被害にもあいました。
震度7の体験です。すごすぎて笑いが止まりません。
水害に対して私達もできることとして、土のう体験をしました。
自分で持てる土のうの量だけ砂を入れて運びました。
土石流を防ぐ砂防ダムや堤防の模型実験です。
砂防ダムや堤防がある無しでは、被害が大きく違うことに感動しました。
体験学習で感じたことや分かったことについて、テレビ局から生放送のインタビューを受け、しっかりと答えました。
大きな警察の車両に乗せてもらいました。
すごく高く、自家用車より見晴らしがよく、楽しかったです。
水防や川についてテレビを見ながらお話を聞きました。
メモをとって聞いたり、真剣に目を向けて聞いたりして、勉強になりました。
最後に閉会式がありました。参加者は1200人とお聞きしました。
その中で、小学校を代表して、砂山小学校の2名の6年生が発表をしました。
前をしっかりと向き、堂々と、自分の体験、思いや考えを発表することができました。話し方や態度も、そして内容も大変すばらしかったです。少し長いですが二人の発表の全文を御紹介します。 

今日は、荒川水防演習にお招きいただき、ありがとうございました。ぼくたちは、実際に羽越水害を体験した方のお話を聞いたり、資料を見て調べたりして50年前の洪水のおそろしさを学びました。そして、神林地区でも多くの方が亡くなったいうことから、羽越水害の大変さや悲しさを知ることができました。ぼくたちの学校のそばを流れている荒川は、今とても静かできれいな川なのに、洪水の時には、家がこわれるほど荒れたそうなので、もう二度とそんな水害が起きてほしくないです。今日体験させていただいたことは、普段ではなかなかできない貴重な体験でした。この体験や、お聞きした体験談などで学んだことを忘れずに、これからぼくたちのくらしを水害から守るための工夫や努力をしていきたいと思います。今日は、ありがとうございました。(代表の男子)
今日、荒川水防訓練で体験させていただいた活動を通して、私はたくさんのことを学びました。特に心に残ったのは、雨の恐ろしさです。流速体験では、洪水の時に歩いて移動することの大変さを感じました。また豪雨体験では、激しい雨の中、立っていられないのではないかと思うほど強い水の力を実感しました。私の祖父は、50年前の羽越水害を体験したそうです。その時に家の二階まで水びたしになったこと、飲む水がなかったことなど苦労した話を聞き、驚きました。当時は、多くの人が祖父と同じようにつらい思いをしていたと知り、水害の恐ろしさを学びました。今日の演習で、自然の災害のこわさを経験できたので、今後いつ災害が起きても、すぐ避難できるように準備しておきたいです。貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。(代表の女子)
こんなに多く人々の前でしっかり発表できる砂山小学校の子どもたちは、私たちの誇りです。次は、創立60周年記念大運動会です。とっても楽しみですね。