2017年2月1日水曜日

2月1日素敵な感動の全校学習発表会

 2月1日(水)に、総合学習や生活科などでお世話になった方々や保護者をお招きし、学習発表会を体育館で実施しました。前半は、生活科・総合学習の発表を映像と語りで行いました。後半は、歌声を中心とした発表です。生活科、総合学習の発表は、子どもたちの学び、思いや願いなどがひしひしと伝わる堂々としたものでした。歌声の発表は、はつらつとした明るい歌声、美しい素敵なハーモニー、心を一つにした歌声と、どの発表も感動でいっぱいになりました。その模様をお伝えいたします。
 
司会は6年生です。「はじめは、生活科・総合的な学習の発表です。」
1年生「なかよし1年生」 



 2年生「おもちゃランド」



 3年生「塩谷のガイドになろう」



 4年生「荒川と塩引きつくり」




 5年生「地域の食に学ぼう」

 6年生「地域の人から学ぼう」





 「後半は、感謝を込めて音楽発表です。まずはじめに、全校合唱『スマイルアゲイン』をお届けします。」






 低学年部歌と踊り「はる なつ あき ふゆ」


 中学年部歌と笛「子どもの世界」

 高学年部合唱「翼をください」


 
【学習発表会を終えての校長先生の話】
今日は寒い中、御来賓、保護者の皆さま、たくさんお越しいただき誠にありがとうございました。今日の発表はいかがだったでしょうか。私は涙がでる思いです。子どもたちの学び、思いや願いの堂々とした発表、はつらつとした明るい歌声、すんだやさしく美しいハーモニー、子どもたちの発表、歌声はどれも私を感動させてくれました。きっと皆さんの表情、眼差しを見ると同じ事を考えておられたのだと思います。
 今年の学習発表会は、例年教室で学年で発表していた生活科、総合や音楽などの発表を全校での発表会に変えました。全校で会することは子どもたちにとって大切なことです。低学年は、中学年、高学年とどのように勉強しどのような美しい歌声になっていくかを見ることができます。中学年は、今までどんな学習をして今があり、そして、高学年になるとどのような学びがあるのか、どのようにつながるのか知ることができます。高学年は、昔の自分の姿と重ねながら、懐かしさを感じながらも、今の自分の成長を実感し、最高学年、中学生への意欲を新たにしたことでしょう。こうした全校学習発表会によって、学びのイメージや意欲を全校の子どもたちがもつことができるのです。これこそが、全校の力です。学びの学校力といってよいでしょう。保護者の皆様にとっても、1年生から6年生へとどのように成長していくのか、かけがえのない1学年1学年の大切さが実感できたことと思います。
 今日の学習発表会の前半は、生活科・総合の学習発表会でした。子どもたちが体験を通したできたこと、わかったこと、学んだことを映像と言葉で皆さんに届けました。体験は言葉を通す事によって学びとなり経験となります。この経験はこれからの成長の糧となっていきます。低学年は力を合わせて活動し、自分達ができたことを発表しました。3~5年生は、町並や荒川、鮭、米、特産品など故郷の宝からわかったこと、学んだことを発表しました。6年生は、故郷の人々や様々なプロの方と接し、生き方を学び、自分の今、未来への生き方を考えました。こうして1年~6年生を通じて、6年間を通して子どもたちが育っています。今日の姿は、まさに故郷が大好きで自慢に思い、がまん強く挑戦し、いきいきと輝く子どもたちの姿でした。りっぱな発表でした。
 後半は音楽発表でした。歌声を全校と二つの学年が一緒になって発表しました。音楽の器楽の学習は、メロ鼓隊としてつながっていき、砂山小学校の伝統になっています。しかし、歌についてはこうした伝統はありません。今回は、この全校、学年部の歌を、卒業式の歌につなげていきたいと思いました。歌声は自分の体を楽器にすることによって出されます。そういう意味で歌声は器楽とは違う意味での難しさがあり、勇気、信頼感が一層必要になります。全校が心を一つにした「スマイルアゲイン」、低学年のはきはきとしたリズミカルな歌声、中学年のはつらつとした明るい歌声、高学年の美しく澄んだハーモニーの歌声。どの発表も見事で感動でいっぱいでした。歌声が卒業式につながる思いがしました。卒業式が楽しみです。
 これから、2月、3月と国語や算数の学習のまとめ、なわとび大会、六年生を送る会、卒業式と卒業、進級を迎えていきます。今日のがんばりや学びをつなげ、しっかりと1年間を締めくくっていきます。
  今日はすばらしく素敵な学習発表会でした。これもこうして集まり、優しい眼差し、温かな姿で参観いただいた皆さん、これまでの学習を支え、励まし、御支援いただいた皆さんのおかげと感謝申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。本日は、どうもありがとうございました。