2019年4月24日水曜日

砂山小ものがたり No.25 4/24「初代校長先生の頃の出来事その3」 閉校まであと341日

 「初代校長先生の頃の出来事その2」からの続きです。


 この写真は、砂山小学校の校歴室に展示してあるものです。
 この写真には、「昭和39年6月16日 新潟地震災害写真(塩谷部落)」と記載があり、当時の塩谷郵便局長様から寄贈いただいたものです。
 道路の陥没や地割れ、住宅や電信柱の傾きなどから、被害のすさまじさが分かります。
 復興には、大変な労力と時間がかかったものと思われます。

 初代の松田校長先生の時代には、昭和33年4月に、牛屋小学校と塩谷小学校が統合されて、平林第二小学校が開校したものの、学校の完全統合までには3年の歳月を要しました。
 また、昭和36年9月には、第二室戸台風襲来、昭和39年6月には、新潟地震発生と、相次いで自然災害に見舞われました。

昭和40年 4月 1日 神林村立砂山小学校と校名を改称する。
昭和40年10月23日 校門寄贈(福田地区)
昭和40年10月29日 学校区の寄付金と、PTAの奉仕作業により、
            前庭の造園を完成する。
昭和41年 2月 4日 保健優良校として、県学校保健会から表彰される。
昭和41年 3月31日 初代校長 松田千代蔵氏 退職

と沿革にあるように、学校が開校してから、7年後に、校名を現在の砂山小学校に改称しています。その後、校地の環境整備事業や子どもたちの健康づくりに取り組んできたことが分かります。
 幾多の苦難を乗り越え、激動の年月を経ながら、砂山小学校の創世記を作り上げてこられた関係する全ての皆様に感謝申し上げる次第であります。