2019年12月3日火曜日

砂山小ものがたり No.248 12/3「神林地区いじめ見逃しゼロスクール集会」閉校まで118日

 本日、「令和元年度 神林地区 いじめ見逃しゼロスクール集会」が、神林中学校を会場に行われました。
 神林地区の中学生全員と小学校5・6年生全員が集まりました。保護者や地域の方も参加されていました。
 参加者全員で、体育館で開会式を行いました。
 その後、グループでの話し合い活動に入りました。
 いじめに関する動画を見て、その内容をもとに話し合いを進めました。その動画には、神林中学校の生徒のみなさんが出演しており、級友同士のやりとりから、いじめについて考えてもらう内容でした。
 中学生と小学生が一緒のグループになり、中学生が話し合いをリードしながら進められました。小学生の子どもたちも、一生懸命に考え、中学生の話を聞きながら、しっかりと参加していました。 
 
  閉会式は、また全員が集まり体育館で行われました。
 代表の子どもたちや地域の方の感想発表の後に、「神林地区いじめ見逃しゼロ宣言」を全員で唱和しました。

<神林地区いじめ見逃しゼロ宣言>

【前文】
 豊かな自然と心温かな地域の方々に囲まれ、私たちはこの地域で幸せに過ごすことができています。この幸せな毎日がこれからもずっと続くように、お互いに声をかけ合い、かかわり合い、絆を深め、いじめを生まない、見逃さないことを宣言します。

【いじめを生まないために】
「おはよう、こんにちは」 全員で「おはよう、こんにちは」
 あいさつは人と人との心をつなぐ第一歩です。誰とでも笑顔であいさつし、いじめが起きない明るい雰囲気をつくります。
「すごいね!いいね!」 全員で「すごいね!いいね!」
 相手の良いところを見つけることは、お互いの関係を深めることにつながります。偏見をもたずに友達の良いところをたくさん見つけ、絆を深めます。
「この学校でよかった!」 全員で「この学校でよかった!」
 明るい雰囲気で過ごしやすい学校からは、いじめは生まれません。勉強や行事、部活動を通して絆を深め、みんなにとって居心地のいい学校をつくります。

【もしいじめを見つけたら】
「どうしたの?だいじょうぶ?」 全員で「どうしたの?だいじょうぶ?」
 私たちの周りにもつらい思いをしている人がいるかもしれません。まわりの人に気軽に声をかけ合いながら、小さな変化に気付く優しい心をもちます。
「何かあったの?」 全員で「何かあったの?」
 いじめをしている人も不安な悩みや心配事を心に抱えているはずです。まずは相手に一歩近づき、心の距離を縮め、みんなが笑顔になれる道を考えます。
「一緒に声をかけようよ!」 全員で「一緒に声をかけようよ!」
 あなたと同じように、いじめに気付いている人もいるはずです。自分一人では言えないことも、複数の仲間で勇気を出して声をかけます。

令和元年12月3日
神林地区 児童・生徒一同

 神林地区の全中学生と全小学5・6年生が一堂に会し、声を合わせて唱和したことは、大変意義深いものだと感じました。
 とても素晴らしい集会となりました。