2019年10月10日木曜日

砂山小ものがたり No.194 10/10「ソーシャルスキル教育その2」閉校まで172日

 昨日、10月9日に、2回目のソーシャルスキル集会が行われました。今回のテーマは、「冷たいメッセージをなくし、温かいメッセージを伝え合おう」でした。
 子どもたちに見てもらったモデリングは2つ。職員が演じました。

 1つめのモデリングは次のとおり。
A:(テストを見せながら)「見て! 算数のテストで、初めて100点とれたよ!」
B:(不機嫌そうに)「それ自慢? 私なんていつも100点だし。」
A:「・・・」(落ち込み、うつむく)
進行:「ここで、Aさんにインタビューしてみましょう。Bさんからあんなふうに言われて、どんな気持ちでしたか。」
A:(悲しそうに)「初めて100点をとって嬉しかった気持ちを話しただけなのに、自慢とか言われて、嬉しかった気持ちが悲しい気持ちになってしまいました。もうBさんとは仲良くしたくないです。」

 2つめのモデリングは次のとおり。
A:(テストを見せながら)「見て! 算数のテストで、初めて100点とれたよ!」
B:(笑顔で)「やったね! Aさん、計算ドリルがんばってたもんね!」
A:(笑顔で)「うん! ありがとう!」
進行:「ここで、Aさんにインタビューしてみましょう。Bさんから「やったね」と言ってもらって、どんな気持ちでしたか。」
A:(嬉しそうに)「初めて100点をとって嬉しい気持ちが、Bさんに話してもっと嬉しくなりました。これからもBさんと仲良くしたいです。」
 














 この集会の後に、子どもたちは各クラスで、温かいメッセージを伝え合う練習をしました。普段の生活の中でも活かせるようになることを目標にしています。