4月8日、1学期の始業式でおおむね次のような話をしました。
砂山小学校は、今年度で閉校になります。1年後には、砂山小学校が、この世の中から無くなることになります。どんな感じがしますか。
みなさんは、砂山小学校の最後の在校生ということになります。明日、入学してくる1年生は、最後の新入生です。2年生、3年生、4年生、5年生は、砂山小にとっての、最後の2年生であり、最後の3年生であり、最後の4年生であり、最後の5年生です。そして、6年生は、最後の卒業生となります。
この校舎は、新しい平林小学校になってからも使うので、砂山小学校が無くなるという感じがしないかもしれませんね。そして、みなさんの心の中にも、ずっと砂山小学校は残っていくことでしょう。
砂山小学校にとって、最後の1年、どんな学校をつくりますか。どんな自分になりますか。なりたい自分とつくりたい学校にとって、大事なのは対話です。対話というのは、言葉や心が行ったり来たりすることです。
少しやってみましょう。砂山小学校のクイズです。
第1問。砂山小学校の誕生日はいつでしょうか。
答えは、昭和33年4月1日、西暦1958年4月1日です。今から61年前のことですから、今、砂山小学校は61歳で、今年は、学校ができてから62年目となります。
クイズを出して、みんなが考えたり答えたりして、それから正解をみんなに伝えました。行ったり来たりすると、いろいろなことを考えたり学んだりすることができますね。
続いて、第2問。砂山小学校は、生まれたときは別な名前でした。何という名前だったでしょうか。
答えは、平林第二小学校です。昭和40年4月1日、7歳の誕生日のときに、砂山小学校という名前になりました。
対話によって、お互いのことがよく分かったり、新しい考えを見付けたりすることができます。
この1年、砂山小学校のことをたくさん考えて、この学校でたくさん学んで、たくさん楽しんで、たくさんの思い出をつくって、砂山小学校のことをたくさん心に刻んでください。
保護者、地域の皆様、これまで同様、今年度もご協力ご支援をよろしくお願い申し上げます。