この日製作した堆朱は、茶飲みの急須台の模様で、椿の図柄です。道具は、彫刻刀で薬研刀といわれる伝統的な本職が使用する本格的なものです。この彫刻刀は、これ一本で色々な彫りの技法ができるものの、使い方が難しく、小学生には大変な作業でしたが、悪戦苦闘しながらがんばりました。
彫りが終わった作品は、村上堆朱組合さんが漆を塗って仕上げてくれ、美しい装いとなって子どもたちの手元に戻ってくると言うことです。
村上堆朱組合の富樫さん、川村さん、村山さんとのご挨拶
まずは、指導者から彫りの模範実演
真剣に彫りに取り組む6年生
彫りの要領は、お互いに聞き合って